
周りを360度海に囲まれた利尻島
対馬海流とサハリンから南下するリマン海流が混じりあう潮目の漁場は、
豊穣の海と言っても過言ではありません。
全国的にも有名な「利尻昆布」は
北海道留萌以北から東はオホーツク海にかけて広く分布していますが、
やはり利尻島近海で育った利尻産こそが本物の利尻昆布といえるでしょう。
天然物は貴重であり味が上質ではありますが漁師さんたちの努力によって生産される養殖物も他の海で獲れるものより格段に上質な味の濃い昆布です。
また、海の森といわれる昆布や海藻が育む日本一ともいわれるエゾバフンウニやキタムラサキウニ、浜で上がったホッケをつかったチャンチャン焼き、最近話題のタチカマは新鮮なスケソウダラの白子を練り上げた冬が旬の逸品です。
豊饒の海に囲まれた利尻島が生んだ良質な特産品の数々。
高山植物の宝庫。この島にしかない固有種も多く見られます。
利尻島 ・・・ 日本最北の地、稚内の西約20kmの
洋上に浮かぶ周囲63kmの円形の島
利尻島は日本最北の地、稚内より西、サロベツの海岸線から
利尻水道をへだてて約20kmの洋上に浮かぶ周囲63kmの円形の島。
この島の象徴である利尻山(標高1,721m)は利尻富士とも呼ばれ
円錐形の美しい山すそを広げています。
高山植物の宝庫でもありこの島にしかない固有種も多く見られます。
島内一周も容易です。
また、海抜0mから上る利尻登山も今や人気のコースとなっています。
新鮮な海の幸がまた抜群。