北海道田舎活性化協議会

設立趣意書

かつて、田舎は輝いていました。賑わいがあり、笑顔が弾け、子どもの声がこだまし、未来を語る生き生きとした空気に包まれていました。

 

 戦後復興や高度経済成長など、これまでの歴史にある社会経済情勢を経て、我が国は目覚ましい発展を遂げてきました。

その一方で全国的に進む少子高齢化。技術革新がもたらした豊かな生活の陰で、少子化・核家族化がひそかに進行し、今、我が国そして北海道は大きな岐路に立っています。

 

めまぐるしく変化する社会情勢にしっかりと対峙し、これからの10年後、20年後を見据えて迅速に取り組み、山積みしている多くの課題に一歩ずつ進んでいくことが必要です。

こうした認識のもと、今、道内市町村、田舎が出来ること、やらなければならないことを改めて見つめ直し、将来に向けた確実な一歩を踏み出して新たな田舎=「INAKA」づくりを目指します。

 その過程では、自身の地域のためだけという発想から脱却し、都市住民の方々に田舎を活用してもらうという発想と覚悟を持ち、自らの田舎も元気を創出する「共創」を基本理念に進めていきます。

 持続可能な活性化策は、北海道の田舎だけの倫理を超えて、我が国のあり方も念頭にしつつ進めることが肝要であり、ここに新たなINAKAの生きる道が開けると考えます。

 

 本州目線では「選択肢の多様性」が、田舎サイドでは「課題と解決策の共有と意見交換」が必要であります。

 このため、広く道内自治体、道内外の民間企業、団体、そして自身の幸せと我が国の将来を考える国民の方々に呼びかけ、共に今後のにっぽんの「田舎の元気モデル」を構築したいと考えています。

 

 今の状況をしっかりと受け止め、今が正念場であるとの認識を持つとともに、新たな「田舎の価値」を生み出すチャンスと捉えて、今後の取り組みを進めていきたいと思います。

 

 地味でも力強い一歩を、先ずはこの北の大地から踏み出すため、ここに「北海道田舎活性化協議会」を設立するものであります。